菅野智之投手は2025年シーズンからオリオールズと1年1300万ドル(約20億円)の契約を結びました。
2020年にはポスティングシステムでメジャー移籍を目指しましたが、新型コロナウイルスの影響で断念しました。
当時は4年総額80億円近いオファーもありましたが、コロナ禍での不透明な状況を考慮し、移籍を見送りました。
オリオールズは2023年シーズン101勝61敗で地区優勝を果たし、2024年も91勝71敗と好成績を残している強豪チームです。米メディアは菅野投手について「多彩な投球スタイルと卓越したコントロールの持ち主」と評価しています。
一方で、35歳という年齢や平均球速148キロと遅い点を懸念材料として挙げています。
オリオールズでは4番手か5番手の先発として起用される見込みで、若手主体のローテーションに経験豊富なベテランとしての貢献が期待されています。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 菅野智之 |
生年月日 | 1989年10月11日 |
年齢 | 34歳 |
出身地 | 神奈川県 |
身長 | 186cm |
体重 | 92kg |
ポジション | 投手 |
投打 | 右投右打 |
プロ入り | 2012年ドラフト1位 |
所属チーム | 読売ジャイアンツ |
年俸 | 4億円(2024年) |
菅野智之メジャーどこ年俸?なぜ挑戦?海外の反応は?
なぜメジャー挑戦で年俸
菅野智之投手は2025年シーズンからオリオールズと契約することが決定しました。契約内容は1年1300万ドル(約20億円)の単年契約です。
オリオールズは昨シーズン91勝71敗で地区2位、ワイルドカード1番手を獲得しており、上原浩治、和田毅、藤浪晋太郎に続く4人目の日本人選手となります
菅野智之選手は、2024年オフにメジャーリーグへの挑戦を決断しました。
海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャーリーグでのプレーを目指しています。これまでのキャリアで数々の成功を収めてきた菅野選手ですが、2020年にはポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を試みましたが、契約には至りませんでした。
その後数年間は成績が低迷していましたが、2024年シーズンには復活し、15勝3敗、防御率1.67という素晴らしい成績を残しました
なお、契約には成績に応じた様々なボーナス条項が含まれており、球宴出場やサイ・ヤング賞受賞などで追加報酬が設定されています。
なぜメジャー挑戦の理由
2024年シーズンに巨人をリーグ優勝に導いたことが大きな要因です。彼はエースとしてチームに貢献し、その成果をもとに新たな挑戦を決意しました。
菅野選手は今シーズン、自身のピッチングに手ごたえを感じており、「もう無理だなというところから“もっと上を目指せる”と思えた」と語っています。
海外の反応は?
菅野智之選手のオリオールズ移籍について、米メディアからは好意的な評価が多く寄せられています。
米メディアは菅野選手の6種類の球種を操る技巧派投手としての特徴を高く評価しており、黒田博樹投手や岩隈久志投手と比較しながら、同様のキャリアを歩める可能性を指摘しています。
オリオールズでは4番手か5番手の先発として起用される見込みですが、若手中心のローテーションに経験豊富なベテランとして貢献することが期待されています。特に多彩な配球と制球力の高さが評価されています。
35歳という年齢と、平均球速が92マイル(約148キロ)とMLB平均より遅い点が課題として挙げられています。
しかし、2017年のWBCで米国代表を6回1失点に抑えた実績があり、MLBの打者相手でも通用する可能性が示唆されています。
米メディアは、菅野選手の加入によって30代の日本人投手の評価が上がる可能性も指摘しており、オリオールズにとって価値のある契約になるとの見方を示しています。
評価項目 | 内容 | 注目度 |
---|---|---|
技巧派投手としての評価 | 6種類の球種を操る多彩な配球力 | ★★★★★★★★★★ |
WBCでの実績 | 米国代表を6回1失点に抑えた実力 | ★★★★★★★★★★ |
球速の課題 | MLB平均より遅い92マイル(約148キロ) | ★★★★★★★★★★ |
起用予定 | 4番手か5番手の先発候補 | ★★★★★★★★★ |
年齢の懸念 | 35歳というベテラン | ★★★★★★★★ |
菅野智之メジャー通用しない?オリオールズ 弱い?
メジャーで通用しない
野選手は35歳であり、メジャーリーグでは高齢と見なされます。多くの先発投手が28歳前後であるため、彼はベテランとして扱われることになります。
メジャーリーグの平均球速は151キロ前後ですが、菅野選手の今シーズンの平均球速は148キロ前後とやや遅く、これが彼の競争力に影響する可能性があります。
近年、奪三振率が低下しており、過去最低を記録した年もあります。これにより、パワーピッチングが難しくなっているとの指摘があります。
オリオールズ 弱いが菅野が期待されるところは?
オリオールズは決して弱いチームではなく、2023年シーズンは101勝61敗で9年ぶりの地区優勝を果たし、2024年も91勝71敗と好成績を残しています。
期待される役割 | 重要度 |
---|---|
豊富な経験と実績を活かしたベテランリーダーシップの発揮 | ★★★★★★ |
抜群の制球力と多彩な球種による投手陣の強化 | ★★★★★★ |
若手主体のローテーションに厚みを加えること | ★★★★★★ |
菅野選手は6種類の球種(フォーシーム26%、カッター20%、スライダー20%、スプリッター17%、シンカー9%、カーブボール8%)を駆使し、今季は四球率わずか2.6%という優れた制球力を見せています。
チームはグレイソン・ロドリゲスやザック・エフリンといった若手投手が中心のため、35歳のベテランとしての経験を活かした貢献が期待されています。
菅野智之は以前なぜメジャー断念理由は?移籍の断念理由?
菅野智之はまだメジャーは諦めたかは定かではありませんが。
新型コロナウイルスの影響
2020年オフのメジャーリーグのフリーエージェント市場が冷え込んでいたことが挙げられます。新型コロナウイルスの影響でMLBの収益が減少し、多くの球団が経費削減を余儀なくされ、高額契約を提示する球団が少なかったため、菅野が望む条件での契約が難しかったのです。
年齢の問題
菅野の年齢も影響しました。彼は31歳であり、メジャーリーグでは30代の投手に対して長期契約を控える傾向があります。このため、契約条件に対する懸念がありました
菅野選手は1989年生まれで、2024年シーズン開始時点で34歳になります。メジャーリーグでの新天地での挑戦を考えると、ピークを過ぎた年齢であることは否めません。
巨人からの好条件
巨人との契約更新で高額な年俸が提示されたことが挙げられます。
次に、巨人との契約が大きな要因でしょうね。。菅野選手は2023年オフに巨人と4年契約を結びました。この長期契約は、巨人が菅野選手を重要な戦力として位置づけていることを示しています。
巨人は4年総額40億円という契約を提示し、オプトアウト条項も含まれていました。これにより、菅野は将来的に再度メジャー挑戦を考える余地を持つことができました。
巨人への貢献と忠誠心、
メジャー挑戦を断念する一因となったでしょう。また、日本での実績と地位も考慮すべき点です。菅野選手は日本プロ野球で多くのタイトルを獲得し、エースとしての地位を確立しています。
メジャーリーグでは、ゼロからのスタートとなる可能性が高く、キャリアリスクを考慮した可能性があります。さらに、家族の事情や生活環境の変化も影響したかもしれません。海外での生活には様々な課題がありました。
また監督は叔父の原監督でしたからね。
菅野は日本でのプレーを通じて日本一奪回を目指す意欲も強く、チームメートや監督との関係も重視していました。
【菅野智之はなぜメジャー通用しない?】球速落ちた?
菅野智之選手の球速が落ちた
菅野智之選手の球速が落ちた原因について、いくつかの要因が考えられます。
怪我の影響: 菅野選手は過去に右肘の靭帯に問題を抱えており、これが球速低下の一因となっている可能性があります。怪我からの復帰後も、球速が以前ほど戻らないことがあります。
菅野選手は現在34歳であり、年齢とともに体力や筋力が変化することは避けられません。これにより、若い頃と比べて球速が落ちることがあります。
球速だけでなく、投球の質や制球力を重視するスタイルにシフトしている可能性もあります。これにより、意図的に球速を抑えている場合も考えられます。
これらの要因が重なり合い、菅野選手の球速低下につながっていると考えられます。
大谷にはまだ及ばない
2017の12月に都内での「報知プロスポーツ大賞」に出席しました。表彰式後に将来的なメジャー挑戦について質問され、下記のように言及しています。
「絶対的な力をつけて文句なく行けるように」
「(大谷が)納得いく形で決まって良かった。 まだ僕は彼のような絶対的な力はない。 (海外FA取得まで)あと3、4年ある。しっかり絶対的な力をつけて文句なく(メジャーに)行けるように」
と初めてメジャーの思いを明らかにしました。
若さでは負けますが、投手としては、菅野のほうが大谷より絶対的な力はもちろんのこと、実績まで含めて勝っているおもいますが、下記がこれまでの取得タイトルです。
1年目から二桁勝利。最多勝、沢村賞、セリーグMVPなど数々の賞を受賞して日本を代表するエースになり、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最多完投・完封などタイトル総取り状態。二回目の沢村賞も獲得してます。
最優秀防御率:4回(2014年、2016年、2017年、2018年)
最多勝利:2回(2017年、2018年)
最多奪三振:2回(2016年、2018年)
最多勝獲得数が少ないように見えますが、ダルビッシュが話すように、ピッチャーは最優秀防御率が最も重要なタイトルなのです。
2013年に入団し、4回も最優秀防御率をとってますし、念願の沢村賞も2回を受賞しています。名実ともに、日本のエースであります。
マイコラスは?通用する
巨人からカージナルスに移籍し、18勝をマークしてナ・リーグ最多勝投手となったマイルズ・マイコラスもいかのように話しています。
「スガノは間違いなく、メジャーで通用するピッチャー。彼なら先発ローテ入りは間違いない。三振を取りたいところで取れるし、併殺に仕留めたいところでは凡打を打たせる。僕も彼のスタイルに学んだところはたくさんある」
まとめ:菅野智之は球速落ちた?なぜメジャー断念なぜ?移籍通用しない?球速落ちた?海外FAは?
いかがでしたでしょうか。
今回の記事は【菅野智之はなぜメジャー通用しない?】評価?挑戦は無理?移籍の断念理由?海外FAは?についてお伝えしました。
菅野選手がメジャー移籍を諦めた理由は、巨人に残留することを選択したためと考えられます。
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